卒業式や卒園式は特別な日であり、その重要性を子どもたちが認識するためにも、普段とは異なる装いをすることが求められます。袴はそのような特別な日にふさわしい格式の高い装いとして選ばれます。
小学生が卒業式で袴をはく理由
今の時代は個性や自己表現が尊重されます。
その中で、卒業式や卒園式などの特別な日に、他とは異なる装いを選びたいという子供たちの気持ちは理解できます。また、アニメや映画などの影響もあり、着物や袴に対する興味が高まっているのも事実です。
親としては、子供たちが自分らしい選択をし、その個性や興味を尊重したいと思うでしょう。着物や袴を選ぶことで、子供たちの個性や興味を表現し、自信を持たせることができるかもしれません。
今の時代自分らしく生きることが尊重される社会になるならば、小学生の時に自分で選んだ卒業袴を履かせることが、子供たちにとって良い経験となると思います。
レンタルと購入 メリットデメリット
袴をレンタルするか購入するかにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
レンタルのメリット:
- 費用が比較的安い: 袴は高価なものであり、購入すると費用がかかりますが、レンタルならば比較的安く済みます。
- 当日はお店で:助かる。着付やヘアもやってもらえる。
- 手間がかからない: なんと言ってもこれ。サイズ合わせやクリーニングなどの手間を省くことができます。
- 新品同様の品質: レンタル袴の多くは、メンテナンスや修繕が施され新品同様の品質で提供されます。
レンタルのデメリット:
- 他人と袴が重複する可能性: 他の人と同じ袴を選ぶ可能性があります。
- 早くいかないと可愛い着物をレンタルできない: レンタル袴の中から自分の好みに合うものを選ぶことができない場合があります。
購入のメリット:
- 自分の好みに合わせられる: 購入ならば、自分の好みや体型に合った袴を選ぶことができます。
- 記念に残る: 購入した袴は、後で思い出として何度も着ることができ残すことができます。
購入のデメリット:
- 費用が高い: 袴は高価なものであり、購入すると高い費用がかかります。
- 当日:着付やヘアをやってくれる店か出張着付けを自分で探さないといけない。
- 手入れや保管が必要: 購入した袴は、クリーニングや保管などの手入れが必要です。
友達に聞く その理由は兄妹がすでに袴を履いて卒業した人がいるかも知れないから。どこで借りたか、買ったか実際にされた人の意見はとても貴重ですよね。「ここがよかったよ」「これは気をつけたほうがいいよ」など経験者だからわかるアドバイスもいただけるかも。
ネットでお気に入りの袴を見つけた場合、発送してもらうことになりますね。そして着付けをしてもらうために美容院や着付け師さんを予約するのも忘れてはいけません。美容院ではヘアと着付けを一緒にお願いできる場合もありますし、着付け師さんが自宅に出向いてくれることも便利ですね。着付け師さんを見つける際は、地域名や出張着付けといったキーワードで検索すると良いでしょう。着付師さんもヘアをする方もいますね。当日は忙しいのでね自宅へ来てもらえると助かりますね。
大丈夫!着物の選び方
お子さんの身長や肌の色によって、着物や袴の色や柄が合うかどうか気になりますね。
特に、部活などで日焼けしてる子供は水色が似合わないという意見もありますし、身長が低い子供には大きい柄が似合わないという声もあります。
しかし何よりも大切なのはお子さんの好みです。卒業を迎えるお子さんが自分の好きなものを着ることが一番です。
💡ちょっとしたアドバイス
身長が低いなら:小柄で明るめの色合いの方が視覚的にも広がるので身長を高くする効果がある。
日焼けしてるなら:明るめの色は馴染みがいい 長襦袢の半衿は真っ白なのでどんな色を持ってきても映える
親子で意見が合わないこともあるかもしれませんが、最終的に着るのはお子さんですから、彼らの意見を尊重してあげることが大切です。
袴の注意事項
袴には「馬乗り袴(うまのり)」と「行燈袴(あんどん)」の2種類があります。馬乗り袴はキュロットタイプで、名前の通り馬に乗る際に使われるタイプです。一方、行燈袴はロングスカート状態の袴で、ほとんどのレンタル屋さんではこの行燈袴が提供されています。
卒業袴の着物は長いままかと思われるかもしれませんが、実際にはお直しされて膝丈くらいの着物にカットされているか折り曲げて縫ってあります。プロが着付けする場合は着物は長いままでで渡されることもありますが、一般的にはお直ししてあります。
なのでトイレに行きたくなったらガバっとまくりあげて着物・長襦袢の順番に捲り上げていけば良いのです。
着席した状態から起立時に特に気をつけないといけません。カカトで踏んでいる場合があるからです。起立時はふまないように気をつけましょう。
忘れちゃダメよ!髪飾り
せっかく可愛い袴なんだから髪飾りにもこだわって可愛いものを用意して。
まとめ
袴を着る機会は減ってきていますが、節目の時に袴を選ぶのも素晴らしい考えだと思います。きっとその日は深く心に残る素晴らしい日になるでしょう。
子供の成長は本当に速いものです。昔、ランドセルが歩いていると言われたことが懐かしいと感じる方もいるでしょう。小学校卒業は一つの重要な節目であり、すぐに中学校生活が始まります。3年間は本当にあっという間ですね!
このブログが参考になりましたら幸いです。
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それではまた!
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